ダイエットのモチベーションをあげるにはどうしたらいいですか?
ご質問内容
ダイエットのモチベーションをあげるにはどうしたらいいですか?答え
私自身もっとも効果的だったのが、「このままビールっぱらのメタボなおっさんになってしまったらどんな人生になりそうか?」と、毎日自分に問いかけることでした。モチベーションを上げるには?
そもそもモチベーションとは、「動機を与えること。動機づけ。誘因(引用:広辞苑)」のことですが、私はその中でも”強い感情を感じるもの”がモチベーションをあげるのに効果的だと考えています。
たとえば、
- 会社の同僚や友だちに「以前よりも太った?」と言われた
- 衣替えをしてお気に入りのパンツを履こうと思ったら、太ももがむちむちで入らなかった
- お風呂あがり、鏡に写った自分の姿をみてゾッとした
などの出来事は、感情が強く動き、「今すぐ痩せたい!」という気持ちになります。これが強い感情が動いている状態です。
でも……「そんな出来事なんてないよ。ただ痩せたいだけ。でもモチベーションが続かない。」という方もいると思います。
そんな場合は、次の2つの質問を使ってモチベーションを高めることができます。
2つの質問でモチベーションをあげる
次の2つの質問に答えてみてください。
- ダイエットに成功したらどんなことが起こりそうか?
- ダイエットをしなかったらどんなことが起こりそうか?
さて、どちらの質問の方が、感情がより動きましたか?
おそらく2つ目の質問の方だと思います。
この理由は、のちほど説明しますね。
まず、それぞれの質問ですが、1つ目の質問は「ダイエットに成功することに”喜びの感情”を結びつける質問」で、
2つ目の質問は「ずっと今のままの体型でいることに”苦痛の感情(ストレス)”を結びつける質問」です。
この2つの質問は、真逆の方向から感情を刺激していますが、これがとても大切です。
ほとんどの人は、「ダイエットに成功して◯◯するぞ」「スリムになったら◯◯な自分になっている」と、未来の目標をさだめ、喜びの感情だけを結びつけていますが、これだけだとモチベーションが長続きしません。
なぜなら、まだ達成したことがないので、リアルなイメージができないから。
続けているうちに「本当に叶えられるのかな?」「無理かもしれない……」と疑いや迷いがでてきて、モチベーションが下がってしまいます。
しかし、2つ目の質問「ダイエットをしなかったらどんなことが起こりそうか?」は、今の太っている状態を放置することで、今後どうなるのかと聞いています。
「このまま放置していれば、カラダはどんどん太ってしまうかもしれない!」と、もうすでに現実化している状態なのです。
今すぐダイエットを始めれば、今以上に太ることはありません。
だから、今すぐ「どうにかしたい!」という強い感情が働き、モチベーションをよりあげることができます。