6つの食べ方で酵素が倍増!年齢関係なしに代謝力を高める食事術
年齢を重ねてから「昔と食事量は変わらないのに、太りやすくなった……」と感じたことはありませんか?
実はこれ、カラダの代謝が落ちている証拠なんです。
代謝が落ちる原因の1つに酵素の不足がありますが、実は普段の食べ方で代謝に使われる酵素を無駄づかいしている可能性があります。
そこで今回、代謝をあげてくれる酵素を、食べ方の工夫で効率よく摂取できる方法をご紹介します。
1.生ものの割合を増やす
酵素は生ものにたくさん含まれているため、生ものを食べると、食べ物の消化に使われる消化酵素の消費量を抑えることができます。
そのため、カラダの代謝をあげる代謝酵素を増やせるので、生ものを食べることが、やせ体質につながります。
主な生ものはフルーツや野菜ですが、生魚や生肉なども生ものの1つで、酵素が含まれています。
しかし、生肉は加熱しないと食中毒の危険性があるので注意してくださいね。
食べ方の工夫は、「野菜炒めならサラダ」、「焼き魚ならお刺身」に変えていきましょう!
加熱食との割合は、加熱食対して、生ものを50%以上にすることがオススメです。
2.生ものから食べる
食べ物が並んでいたら、生ものから食べるようにすると、消化の効率がよくなります。
その理由は、生ものにはたくさんの酵素が含まれていて、それが加熱食の消化のサポートをしてくれるからです。
生ものを食べれば食べるほど、その効果があがります。
消化の効率がよい食べ順は、「フルーツ→生野菜 → 汁物 → タンパク質 → 炭水化物」です。
消化の効率をよくすることが、やせ体質につながります。
3.加熱は48℃までにする
48℃までの加熱であれば、もっとも活性した酵素をとることができます。
しかし、50℃以上だとほとんどの酵素が壊れてしまいますので注意してください。
茹でるなら表面をさっと湯がく程度。蒸し野菜も低温がベストです。
また、生だとたくさん食べづらい生野菜も、48℃以下で加熱すると柔らかくなり、たくさん食べやすくなるので、生野菜が苦手な方でもおすすめです。
4.噛めば噛むほど節約になる
よく噛まずに食べてしまうと、たくさん消化酵素が必要になります。
すると、代謝に使われる酵素の量が減ってしまいますので、よく噛むことが、やせ体質づくりにはかかせません。
噛めば噛むほど食べ物が細かくなって、消化する時間が短くなるので、消化酵素の無駄づかいを少なくできます。
また、酵素の入っている生ものをよく噛むと、中から酵素が染み出してきて、消化酵素として働いてくれます。
その結果、カラダの消化酵素の量を効率よく使い、そして節約でき、代謝をあげる酵素の量を増やすことができますよ。
なので、最低1口30回は噛みましょう!
5.すりおろす効果
すりおろすと酵素が何十倍にも増加するので、そのまま消化酵素として使えます。
例えば、よく焼き魚の付け合わせで出てくる大根おろしには、ジアスターゼというタンパク質分解酵素が含まれています。
それは、脂ののった魚(タンパク質)を分解してくれるので、消化をスムーズにしてくれます。
ただし、作り置きはダメ!
すぐに酸化してしまうため、酵素が壊れてしまいます。
すりおろす場合は食べる直前にしてください。
その方が酵素は倍増、味も美味しくいただけますよ!
6.水の飲み方
食事中から食後3時間は、チョビチョビと1口ずつ喉を潤す程度に飲みましょう。
その理由は、消化酵素の働きを無駄にしてしまうからです。
また、食事中にゴクゴク水を飲むことは、カラダにとって最悪。
せっかく出た消化酵素を薄めてしまうので、消化の効率が悪くなります。
食後も同じです。
食べたものは食後3時間胃の中で消化されているので、
のどを潤す程度に水分をとることが、消化によい飲み方ですよ。
おわりに|
やせ体質になる食べ方のポイントは、消化酵素を減らし、代謝酵素をあげること。
癖がついてしまった食べ方習慣も、今から1つずつ意識することで身につけることができます。
食べ方が変われば、やせ体質になることは間違いなし!
まずはどれか1つから、はじめてみませんか?