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やせる体質づくりにかかせない腸内フローラダイエット

 2015/06/15 続けられる食事術 この記事は約 5 分で読めます。 149 Views

「友達と同じものを、同じだけ食べているのに、なんで私だけ太るんだろう・・・?」

と、考えたことはありませんか?

痩せる体質と太る体質にはカラダの代謝も関係していますが、腸内フローラの善玉菌と悪玉菌のバランスが整っていない可能性も、原因の1つとして考えられます。

腸内フローラを整えるいくつかの方法に、乳酸菌を含んだヨーグルトなどを食べたり、腸内フローラのエネルギーとなるオリゴ糖や、腸の中を掃除する食物繊維を食べることで、カラダの中からキレイに痩せる体質に変わっていくでしょう。

今回は、腸内フローラのバランスを改善して痩せ体質をつくるポイントをご紹介します。

1.ダイエットの命運を分ける腸内フローラとは?

僕たちの腸は長さが約7mある小腸と約1.5mの大腸からできていますが、その中に棲み着いているのが腸内フローラです。(※フローラとは、お花畑の意味を表すギリシャ語)

一般的に太りにくい・太りやすいって、遺伝的なものを想像しますが、腸内フローラによっても大きく変わってくるということが、最近の研究結果でわかってきています。

2.腸内フローラをつくる3種類の細菌

腸内には約100兆個の細菌が住み着いており、太りにくい人はそれ以上いる可能性があります。

腸内細菌は大きく分けて3種類

  • 善玉菌グループ:ビフィズス菌、乳酸菌、腸球菌など
  • 日和見菌(ひよりみきん)グループ:嫌気性菌(けんきせいきん)、バクテロイデスなど
  • 悪玉菌:大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌など

これら3種類の中で「太りやすい・太りにくい」の決め手となるのが、善玉菌と悪玉菌のバランスなのです。

3.善玉菌と悪玉菌のバランス

年を重ねるごとに太りやすく痩せにくい体質になりますが、その原因の1つに腸内環境における善玉菌と悪玉菌のバランスがあります。

善玉菌の働きは、腸の運動を促し、免疫機能を活性化させるとともに、悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。

悪玉菌の働きは、腸内のタンパク質を腐敗させて、さまざまな有害物質を作り出し、排出されないと老化を速めてしまいます

つまり、善玉菌を増やすことは悪玉菌を抑制でき、ダイエットにも健康にも重要な要素であることがわかります。

完全に悪玉菌を排除することはできませんし、完全に悪いものでもありません。

痩せるために大切なのは、悪玉菌よりも善玉菌の多くするのがポイントであるということです。

本文の「5.腸内フローラを改善する食事のポイント」に食事のポイントを書いていますので、読み進めてくださいね。

4.食べ物の吸収率は腸内フローラが決めている

消化された食べ物の栄養は腸で吸収しているのですが、栄養の吸収率を決めるのは腸内フローラのバランス(善玉菌と悪玉菌の割合)によって変わります。

悪玉菌が増えると栄養の収率が高まって太りやすい体質になりますが、善玉菌が増えると太りにくい体質に変わります。

腸内フローラのバランスを改善することは、肥満防止・ダイエット効果だけではなく、免疫力が高まり花粉症などのアレルギーをはじめとした様々な病気(がん・糖尿病・うつ・感染症など)の治療にも役立っています。

善玉菌を増やし悪玉菌を減らすことは、カラダの中からキレイになる1つの方法としてオススメです。

5.腸内フローラを改善する食事のポイント

痩せ体質になるための腸内フローラを改善する食事のポイントは、

  • 善玉菌を取り込む
  • 腸内細菌を育てる

この2つです。

具体的に食べるものは次の通りです。

・善玉菌を取り込む=発酵食品を食べる
一品:納豆、キムチ、ぬか漬け、ヨーグルト、チーズなど
調味料:味噌、麹、醤油、醸造酢など

・腸内細菌を育てる=食物繊維やオリゴ糖を食べる。
食物繊維:野菜、海藻類、フルーツなど
オリゴ糖:豆類、穀類、根菜、にんにく、たまねぎ、はちみつなど

食材に含まれるオリゴ糖の含有量は、100gあたり

  • ごぼう 3.6g
  • にんにく 1.0g
  • 玉ねぎ 2.8g
  • バナナ 0.3g

と少ないので、市販の顆粒パウダーやシロップになったものを活用するのもオススメです。

ただしオリゴ糖も糖分と同じなので、摂りすぎには注意してくださいね。
※オリゴ糖の適切な摂取量は1日に5~10gです。

オリゴ糖類を含む食品:「健康食品」の安全性・有効性情報』 国立健康・栄養研究所

オリゴ糖の含有量をチェックして調整してくださいね。

僕のオススメとしてはパウダーやシロップよりも、発酵食品(特に納豆やキムチ)と野菜や海藻類・フルーツなど自然のモノを摂りましょう!

オリゴ糖のパウダーやシロップも、補助食品です。

例え健康食品であっても、加工によって精製されているものなので、食品中に含まれているものがすべてカラダにいいものとは限らないからです。

発酵食品とともに、食物繊維や豆類・根菜などを毎日の食事に取り入れていきましょう!

まとめ

腸内フローラを整える効果についてご紹介しましたが、驚くべき効果があることを知っていただけたかと思います。

食事制限などのダイエットをしていても、腸内環境を整えないと、痩せないばかりか健康的にも不調をきたしてしまう可能性があります。

僕たちの世界には目に見えない微生物がたくさんいますが、腸内細菌は常にお腹の中にいて、カラダの中から僕たちのサポートをしてくれています。

この記事を読んで少しでも腸内細菌に優しく、元気に活動してもらえるように育ててみてもいいかもしれませんね^^

そのお返しにカラダがスリムになり、カラダの中からキレイにしてくれますよ!

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森本 雄太

森本 雄太

看護師、リバウンドゼロの専門家。看護師時代にストレスによる生活習慣の乱れから激太り。「メタボなおっさんになりたくない!」という一心でダイエットを開始。総額100万円分のダイエットを試すが挫折。「リバウンドするダイエットは意味がない」と気づき、試行錯誤のすえ、2ヶ月で10キロのダイエットに成功。現在は、カラダの仕組みと個々のライフスタイルを重視したダイエットプログラムを提供している。

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