寝てるのに太る?ダイエット中の間違いだらけの睡眠習慣4つ
あなたは最近、よく寝ているのに寝不足になっていませんか? 食事制限しているのに痩せないと悩んでいませんか?
これらは、睡眠の質が悪いことが原因。
つまり、睡眠の質を改善すれば、悩みは解消されるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、「就寝前の習慣」を見直すこと。
なぜなら、就寝前の習慣を見直すことで、睡眠の質がアップするからです。
反対に、就寝前の習慣が悪いと寝不足になるだけでなく、あなたを痩せにくくしてしまっている可能性があります。
今回は、太る体質になる就寝前の習慣についてご紹介します。
ダイエットの成功には食事や運動も必要ですが、生活習慣の見直すこともとても大切です。
ぜひ実践してみてください。
1.3時間以内の食事
睡眠中は空腹にしないと「新陳代謝」が活性化せず、太りやすい体質になります。
新陳代謝とは使い古した栄養素や古い細胞などを入れ替えることですが、スムーズに行えないとそれらがカラダに蓄積します。
睡眠中に消化し続けているとカラダは新陳代謝を行うことができません。
夕食が遅くなったり就寝前にお菓子などを食べたりすると、翌朝お腹が張っていたり不快感を感じた経験があると思いますが、それは睡眠中にも消化をし続けていた証拠。
その日は1日中やる気が出なかったり、疲労感が回復しなかったりするのは新陳代謝が不十分だったせいです。
新陳代謝を高めるためにも、食事は寝る3時間前までに終えましょう。
早めの夕食と夕食後に小腹が空いても食べないように心がけることが大切です。
どうしても空腹感が強くて眠れないという方は、寝る直前に白湯・温かいお茶をゆっくりと飲みましょう。
2.ブルーライトを浴びる
ブルーライトを浴びると睡眠の質が悪くなり、新陳代謝が活発になる深い睡眠に入りにくくなります。
ブルーライトとは、テレビやスマホなどの画面から出ている光のこと。
睡眠物質のメラトニンの分泌を抑え、眠りを妨げる方向に働かせます。
メラトニンとは、「睡眠ホルモン」とも呼ばれ体内時計に働きかけ、睡眠と覚醒を切り替えて自然な眠りを誘う作用があります。
もう一つは脳を興奮させてしまい、眠気を感じなくさせてしまいます。
ブルーライトをみたあとに眠ろうと思っても中々寝付けなかったり、眠りについたときしても浅い睡眠に・・・。
深い眠りが新陳代謝を活性化させ、ダイエット効果を発揮します。
テレビやスマホなどは、寝る1時間前にはやめることをおすすめします。
3.部屋の電気をつけて寝る
電気をつけたまま寝ると睡眠の質を下げ、新陳代謝が不十分な働きになってしまいます。
例え豆球程度の明かりでも瞼(まぶた)から入る光によって、体内リズムの乱れやメラトニンが減少し睡眠の質が悪化します。
睡眠の質が悪くなるだけでなく、ダイエットの天敵である食欲を増進させるホルモン(コルチゾール)が増加し、食欲を抑えるホルモン(セロトニン)を低下するという過酷な状況に……。
528人の高齢者の自宅寝室に設置した照度センサーで測定した夜間曝露照度が平均3ルクス以上の群(中央値:8.7ルクス)で平均3ルクス未満の群と比べ、肥満症や脂質異常症の有病割合が1.9倍であることを認めた。
ただ単に太ってしまうだけならいいのですが、高い割合で肥満症や脂質異常症といった病気を発症する可能性がありますので注意が必要です。
太る体質にならないためにも睡眠中は、必ず真っ暗にして寝るようにしましょう。
4.寝床に入ってゴロゴロしている
寝床にいる時間をかけても睡眠の質は悪化します。
カラダは寝床に入れがいるほど疲れてしまい、眠りが浅くなります。
夜中に目覚めやすくなり、朝の目覚めもスッキリしないので、翌日の体調にも影響が出てきます。
「早く寝た方がダイエットにも美容にもいい!」と思っていきなり早く寝ようと寝床についても眠れるものではありません。
逆に焦りと寝付けない不安で、睡眠を妨げることにつながる危険性が・・・。
眠気を感じたときに布団に入って、何もせずに眠りにつくという習慣を身につけましょう。
おわりに|睡眠から始めるダイエット
ダイエット中は絶対避けて欲しい4つの習慣を紹介しましたが、あなたはいくつ当てはまりましたか?
就寝前の習慣を改善して睡眠の質をあげることで、翌日の眠気や疲れ・体質改善などの効果があります。
ダイエット中ならぜひ睡眠の質をあげることにも注目して、できるところから始めましょう