運動したくないけど痩せたい人にオススメのダイエット5つ
ご質問内容
運動したくないけど痩せたいです。できれば食事制限もあまりやりたくありません。ちゃんと食べて運動せずに痩せる方法ってありませんか?答え
睡眠や入浴などの生活習慣を見直してダイエット効果を高める方法だったり、体内リズムに合わせて食べるダイエットがおすすめです。また、食事制限ではなく、栄養バランスや食べ方を見直すだけでもいいでしょう。運動したくないのであれば、普段の歩き方を変えたり座わったりなど、姿勢を整えるだけでも効果的です。このページの目次
運動したくないけど痩せたい人のダイエット法
運動習慣がないと、いざ「痩せたい!」って思ってもなかなかできないですよね。
私も痩せたいがためにランニングやビリーズブートキャンプなどをやりましたが、しんどいし飽きるしでやめました。
ダイエット成功の王道は「食事制限」と「運動」ですが、その2つは生活習慣を土台にして成り立っています。
そこで今回は、運動しなくても痩せたい人のために、生活習慣をちょこっと変えるだけ痩せる、私の実体験に基づいたダイエットを5つご紹介します。
- しっかり寝て睡眠ダイエット
- 入浴中に脂肪をもみほぐす
- 体内リズムに合わせた食事法
- 食事制限なしの太らない食べ方
- 普段の振る舞いを美しくする
では、それぞれ説明していきます。
1.しっかり寝て睡眠ダイエット
「運動したくないけど痩せたい!」って思ったら、まずは睡眠の質を高めましょう。
睡眠の質を高めることで睡眠中の新陳代謝を活性化し、翌日の代謝酵素力を高めることができます。
実際に私が試して効果的なだったものを時系列で理由とともに紹介します。
- 入浴前に部屋の電気を薄暗い状態にする
(蛍光灯の光で脳に刺激を与えないため) - 寝る1時間前にしっかりと湯船に浸かる
(体のあたためることで深い睡眠がとれる) - 湯船は38~40℃で約15分がベスト
(熱すぎたり浸かりすぎたりするとリラックス効果が落ちる※場合によっては覚醒してしまうこともある) - 寝る1時間前にはスマホやテレビをみない
(脳に刺激を与えて深い眠りを妨げない) - 軽くストレッチをする
(柔軟性をアップして睡眠中の血液循環をよくする) - 豆球なども消し部屋を完全に真っ暗にする
(わずかな光で脂質代謝に異常をきたす) - 寝ながらゆっくり腹式呼吸でリラックス
(深い睡眠に入りやすくする)
ダイエットのための睡眠で1番重要なのは、眠り始めてすぐの睡眠をいかに深い状態までもっていけるかが勝負です。
そのための方法が上記です。ぜひ試していただき、翌朝のリフレッシュさを比較してみてください。
入浴中に脂肪をもみほぐす
脂肪をもみほぐして柔らかくするだけでもシェイプアップできます。
私は男性ですが、太ももが気になって試しに左側だけ揉みほぐしていたのですが、左右差がわかるぐらい細くなりました。数日すれば脂肪の柔らかさもわかるぐらい変わります。
ふくらはぎや太もも、お腹や二の腕など、気になるところを入浴中にせっせと揉みほぐしておきましょう。
体内リズムに合わせた食事法
一般的なヒトの体内リズムとして覚えておいてほしいのですが、
- 4~12時は排泄の時間
- 12~20時は代謝の時間
- 20~4時は吸収の時間
というものがあります。
この体内リズムに合わせて食事をすると、代謝を落とさずダイエットすることができます。
それぞれの時間でどんな食事をすればいいのかというと
- 4~12時:水分の多いフルーツをたくさん+水かお茶
- 12~20時:昼と夜に分かれます(基本は消化に負担がかからないもの)
- 昼の例:サラダや味噌汁、揚げ物以外のタンパク質。炭水化物は控える
NGな例)揚げ物、牛丼のような丼もの - 夜:バランスのいいメニューで昼よりもしっかり食べてOK。炭水化物も適量食べる
- 昼の例:サラダや味噌汁、揚げ物以外のタンパク質。炭水化物は控える
- 20~4時:食べない
私はこの食べ方をやりはじめたところ、1週間で3キロ落ちました。
できるだけ、この体内リズムに沿って食事の時間と内容を見直してみてください。
食事制限なしの太らない食べ方
太らない食べ方とは、消化の効率をあげて代謝を落とさない食べ方のことです。
そのためには、「よく噛む」ことと「食べる順番」を意識するだけです。
「よく噛む」に関しては、よく「30回は噛みましょう」とあります。もちろんそれでもいいのですが、私個人的には「口の中でドロドロになるまで噛みましょう」とクライアントさんたちには伝えています。
食べ物の形状にもよりますし、中には30回でドロドロにならないものもあるからです。
「食べる順番」ですが、これはシンプルに「野菜→タンパク質→炭水化物」と覚えておいてください。
基本的に野菜から食べると、野菜の酵素でそのあとに食べるタンパク質と炭水化物の消化を助け、代謝をあげてくれます。
そして、野菜の食物繊維をとることで、そのあとの糖質の吸収率を穏やかにし太りにくくなります(1)。
食事制限なしでダイエットをするなら、痩せる食べ方を取り入れるようにしましょう。
普段の振る舞いを美しくする
私は基本的にダイエットのための運動はしなくていいと考えています。
その代りに普段の身の振る舞い(歩く、座る、立つなど)を美しくして、運動効果を高めるようにするだけでダイエット効果が得られるからです。
そのためにはまず姿勢を整えること。
たとえばデスクワークをしていると、次第に前かがみになり呼吸も浅くなるので、ときどき姿勢を正すようにします。歩くときもダラダラ歩くのではなく、早歩きや大股歩きで颯爽と歩けば運動効果も高まります。
たったこれだけで体幹トレーニングができます。
運動の時間を特別作るよりも、普段の活動の積み重ねの方が効果的です。
まずは今日1日だけでも姿勢を美しくしてみてください。結構疲れるはずですから。
おわりに
運動したくないけど痩せたいと思っている方でも、ダイエットができるとわかっていただけたかと思います。
もちろん運動をした方が早く痩せることができますが、ダイエット期間中だけがんばってもリバウンドするだけです。
この記事を読んで、マイペースでダイエットの成功に役立てていただければ幸いです。
引用参考文献
(1)『糖尿病患者における食品の摂取順序による食後血糖上昇抑制効果』