海外旅行に行くんですができるだけ時差ボケにならない方法はありませんか?
ご質問内容
海外旅行にいくんですが、できるだけ時差ボケにならない方法はありませんか?答え
時差ボケを抑えるためには、日本にいるときから可能な限り滞在地の24時間に合わせた生活リズムをとって、体内リズムを少しずつずらしていくことです。なぜ時差ボケが起こるのか?
時差ボケは、「出発地の外部環境に合わせている体内リズム」と「滞在地の外部環境」とのズレによって起こります。
特に時差が5時間以上ある地域に移動すると、起こりやすくなると言われています。
対策はこのズレを、日本にいるときから滞在地の外部環境(とくに太陽光)に合わせておけば、時差ボケを軽減することができます。
体内リズムは急に変えることができませんので、できれば日本と滞在地との時差を計算して、数日前から調製しておくといいでしょう。
せっかく海外旅行ですから、到着してから思う存分遊べるようにしたいですね。
時差ボケを抑える方法
時差ボケを抑えるポイントは、「太陽光」と「食事」です。
これらを滞在地の環境に合わせて整えていきます。
1.行先は東?西?
東(アメリカなど)に移動するの場合は、数日前から「早寝早起き」をするようにします。
西(ヨーロッパやアフリカなど)に移動する場合はその逆で、「遅寝遅起き」をするようにします。
ここでのポイントは、ただ早く寝たり遅く起きたりするのではなく、光を調製すること。
理由は体内リズムは光によって調製されているからです。
たとえば、滞在地が
- 東なら、昼間から遮光カーテンで光を遮り、早起きしてすぐに部屋の電気をつける
- 西なら、まぶしい光の中で夜更かしして、朝の光は遮光カーテンで遮って遅く起きる
※滞在地の時間で調製してください
ただし、仕事に支障がないようにしてくださいね。
2.食事のタイミングも滞在地に合わせる
私たちの普段の体内リズムは、光と食事で整えられています。
食事で消化管を刺激して、代謝をコントロールするという仕組みです。
ですから、食事も滞在地のタイミングで摂れるようにしておくといいでしょう。
3.飛行機の中ですること
飛行機にのったら時計を滞在地の時間に合わせます。
ここで食事だったり、機内で寝る時間を決めます。
また、アルコールやカフェインの摂りすぎには注意してください。
機内での眠りを妨げ、肝臓に負担がかかり疲れてしまいますので。
到着後元気に遊びたいなら、機内ではグッと我慢して、滞在地で楽しむのがおすすめです。
せっかくの準備が台無しになってしまいますので。
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私は以前、モルディブに行ったことがあります。
そのときにもこの方法を10日ぐらい前から試しました。
モルディブとの時差は4時間でしたが、シンガポールでの乗り継ぎや待ち時間があったこともあり、現地に到着したときはかなり疲れていました。
なので、旅行の前日や機内、休めるときにしっかり休んでいただければと思います。