水が味気なくてお茶が飲みたくなります。お茶を選ぶときに注意することってありますか?

ご質問内容
ダイエット中の水分には、お水がいいと思っています。でも、たまに水が味気なくて、お茶が飲みたくなるときもあります。お茶でも効果はあるのでしょうか?答え
お茶でも問題ありませんが、カフェインが多いお茶とペットボトルのお茶にはご注意ください。カフェインは睡眠の質にも影響しますので、午後4時以降は水もしくはカフェインレスのお茶などがいいでしょう。ダイエット中におすすめのお茶
カフェインが入っているお茶と、入っていないお茶を以下の表にまとめました。
(含有量は除く)
カフェインが入っているお茶は、「緑茶系」(玉露、煎茶、抹茶、玄米茶、番茶)。
カフェインの入っていないお茶は、「麦茶」と覚えおくといいですね。
ちなみにコンビニに売っているペットボトルのカフェインレスのお茶だと、麦茶・ルイボスティ―、爽健美茶、十六茶などがあります。
参考文献:『ペットボトル入りお茶のカフェインはどのくらい?』
正午を過ぎたらカフェインを避ける
その理由は、睡眠の質をさげてしまうからです。
カフェインを摂ると20分ぐらいで吸収され、交感神経が興奮状態になり、代謝をあげる効果もあります。
交換神経とは、自律神経を調節する神経。交感神経は、血管・皮膚・汗腺・内臓平滑筋・分泌腺などに広く分布する。
神経伝達物質にアドレナリンやノルアドレナリンがあり、各器官を活動的にする。
(引用参考文献:『広辞苑』)
しかし、摂取のタイミングによっては睡眠の質に影響するため、飲むなら午前中、正午を過ぎたら控えるのが吉です。
なぜなら、摂取したカフェインの半減期は個人差はあるものの、5~8時間と言われています。
半減期とは、体内で代謝されて、血中濃度が半分に低下するまでに要する時間
つまり、代謝しきれなったカフェインは、体内でなんらかの影響を与えていることなります。
また、カフェインはカラダにとって余分なモノ。
大切な代謝エネルギーをつかってでしか排出できません。
つまり、体脂肪を燃やすエネルギーを、余分なカフェインを排出するために無駄に使っているということになります。
カフェインの摂りすぎは、ダイエットに睡眠と代謝のWパンチで影響を与えることになりますので、くれぐれも飲みすぎないようにご注意ください。
ペットボトルのビタミンCに注意!
ペットボトルのお茶に含まれているビタミンC。もしくは、「酸化防止剤(ビタミンC)」と書かれているものを目にしたことはありませんか?
一見、「ビタミンCだから栄養補給にもなる」と思ってしまいがちですが、実はこれ、カフェインと同様に代謝エネルギーを無駄遣いしてしまうものなんですね。
ペットボトルのお茶に含まれているビタミンCの正式名称は、「L-アスコルビン酸」という合成ビタミン。
レモンやグレープフルーツに含まれている天然のビタミンCとはまったく別の代物なんです。
なぜこれを使っているのかうと言うと、本来の茶葉に含まれているビタミンCがお茶をつくる段階で失われてしまい、変色防止や風味を保持するために使われています。
だから、普通にいろんなお茶やジュースに使われているのですが、実はこの「L-アスコルビン酸」、がん細胞をつくる原因となる「活性酸素」を大量に発生させると言われています。
活性酸素とは、通常の酸素に比べていちじるしく化学反応を起こしやすい酸素。生体内で有害な過酸化脂質生成に関与し、さまざまな疾病の原因になったり、老化を加速させたりする。
活性酸素はカラダとって有害なので、それを作り出す物質は早く排出しなければなりません。
そのために、代謝エネルギーを体脂肪を燃やすよりも優先して使ってしまうのです。
ペットボトルのお茶を買うときは、ビタミンCが含まれていないものを選ぶのがいいでしょう。
私自身いろいろと調べてみた結果、アサヒ飲料の六条麦茶などの「麦茶」に含まれていないことが多いです。
まぁ第一優先は、水もしくは炭酸水がどこにでも売っているので買いやすいですね。