ダイエット中なのに夜遅くに食べてしまうのとお菓子がやめられません
ご質問内容
ダイエット中なのに、夜遅くに食べてしまうのとお菓子がやめられない......。過食症ほどではないと思いますが、何か口にしないと落ち着かない状態になってしまうんです。メンタルが弱いのは十分承知してて、そんな自分がイヤなのに変わらなくて悩んでいます。何か改善策はありますか?答え
まずは夕食のバランスを整えることから始めてみましょう。栄養バランスを整えると、空腹感を抑えることができます。まずは夕食で血糖値のバランスを整えましょう
食後に空腹感が出る原因の1つに、血糖値のバランスが関係しています。
ダイエット中はどうしてもサラダなどのヘルシーな食事になってしまいがち。
十分に血糖値があがらず、満足感も得られず物足りなくなってしまいます。
夕食はヘルシーなメニューに加え、タンパク質や脂肪分もとるようにしましょう。
「タンパク質や脂肪分をとると太るのでは?」と思われるかもしれませんが、太ることはありません。
タンパク質や脂質は、血糖値をゆるやかにあげ、長くキープすることができるので、太りにくく空腹感を抑えることができます。
炭水化物を少しだけ食べると睡眠の質も改善します
よくダイエット中の夕食は太るという理由で、炭水化物(糖質)を抜く方がいらっしゃいますが、少し摂っておいた方が睡眠の質を高める効果があります。
睡眠の質が高まると、成長ホルモンの分泌や翌日の代謝エネルギーを充電する高まることがわかっています。
たとえば、ご飯ならお茶碗1杯(100g程度)摂るといいでしょう。
夜にちょこっと炭水化物を食べておくと、血糖値があがり満足感も得られるのでおすすめです。
夜ぐっすり眠るには朝の習慣を見直しましょう
夕食後の過食を防ぐ方法の1つとして、自然に眠れるようにすることも大切です。
そのためには、朝の習慣を見直しましょう。
体内リズム的に、起床後16時間後に自然と眠たくなることがわかっています。
たとえば、朝10時に起きているなら夜中の2時に。朝6時に起きているなら夜10時頃に眠たくなります。
そこでまず、自分が眠りたい時間から16時間逆算して起床時間を決め、お仕事の日も、休みの日も、この時間に起きるようにします。
そして、起きたら日光にあたること。
体内リズムがリセットされて眠りたい時間に眠れるようになり、過食を防ぐことにもつながります。
もし、朝8時に起きていたとしたら、いきなり6時に起きるのはつらいと思います。
毎日10分ずつ早めていくなど、負担がかからないように整えていきましょう。