【保存版】痩せたいのに痩せないのはなぜ?原因8つと解決策
「さぁ、夏にむけて痩せるぞ!」と、思って始めたダイエット。
毎日がんばってカロリー制限しているのに痩せない・・・。運動もやっているのに、なぜか体重が減らない・・・。
その原因を突き止めることができれば、もっと効果的に痩せることができると思いませんか?
今回は、なかなか痩せない原因と効率よく痩せる解決策についてご紹介します。
このページの目次
原因1:そもそも食べ過ぎでは?
カロリー制限しているつもりでも、周りからみればそれは食べ過ぎかも。
自分で気づいていないと、中々その習慣を変えるきっかけにならないですよね。
その習慣は、ある方法で解決できます!
【解決策1】すべての食べ物を記録する
まず大切なのは、実際どれだけ食べているのかを客観的に知ることですが、事細かに難しいカロリー計算をする必要はありません。
ノートやメモに記録するのでも大丈夫ですし、スマホで食べたものを撮るだけでもOK。
とりあえず食べたもの、飲んだものをすべて記録しましょう!
【解決策2】余分な食べ物を排除する
記録したノートや写真をみて、本当に食べる必要があったのかを見直してください。
見直すと自分が気づいていないところで、食べ過ぎていることが分かります。
それに気づけたら、次からは制限していきましょう。
【解決策3】制限がきついなら置き換える
例)お菓子をやめれない場合・・・
・食べ始める前にお菓子を半分に減らす
・お菓子からナッツやドライフルーツなど、カラダにいいものに変える
例)炭水化物を食べ過ぎてしまう場合・・・
・お昼は食べたいだけ食べる。夜は抜く。
・ごはんの量を半分に減らす変わりに、野菜や肉の量を増やす
好きな食べ物を我慢しているといずれストレスが溜まり、暴飲暴食に走ってしまう可能性があります。
ストレスになるくらいなら量を少なくしたり、カラダによい食品を選んで満足のいくようにコントロールすれば楽にダイエットができますよ。
原因2:カロリーよりも栄養素が少ない
いくらカロリーが少なくても、栄養素がないと代謝力が落ちます。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は、カラダの代謝力をあげる燃料としても使われています。
代謝力を高めるためには、バランスのよい食事を摂ることが大切。
以下に、栄養素が豊富な食品をまとめました。
【解決策】「まごはやさしい」を食べる
ダイエット中の置き換え食品としてオススメです。
・ま=豆類:豆腐、豆乳、枝豆など
(良質なタンパク質と食物繊維が豊富)
・ご=ごま・ナッツなどの種実類
(食物繊維と良質なオイルが豊富)
・わ=わかめ・めかぶ・ひじきなどの海藻類
(便秘改善の食物繊維が豊富)
・や=野菜全般
(ビタミン・ミネラル・酵素などが豊富)
・さ=魚介類
(赤身は低カロリーで良質なタンパク質)
(青魚はEPA・DHAなどで脂肪燃焼効果)
・し=しいたけやエリンギなどのきのこ類
(ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富)
・い=芋類:とくにさつまいもがオススメ
(食物繊維が豊富で腹持ちがよい)
原因3:筋力が不足している
筋力が落ちていると、基礎代謝が落ちているので痩せにくくなります。
食事制限も大切ですが、簡単で効率のより筋力トレーニングも取り入れてみましょう!
【解決策1】普段の姿勢に気をつける
「立つ・イスに座る・歩く」など、普段の動作を正しくするだけで筋力は鍛えられます。
例えば正しい姿勢でイスに座っていると、徐々に腹筋や背筋が疲れてくると思いますが、これが筋力不足の証拠!
時々意識をして、姿勢を正すだけ筋力トレーニングはできます。
ジムに通ったり、ランニングをする前に、まずは美しい姿勢をとることから始めてみましょう!
【解決策2】○○しながらストレッチ
常に筋肉の柔軟性を高めておくだけで基礎代謝がアップします。
筋肉は筋繊維と呼ばれるものが1つに束なってつくられており、これの柔軟性が高いほど血行がよくなり代謝があがります。
筋繊維の柔軟性を高めるのはストレッチが効果的。
ストレッチはする時間をつくる必要はなく、テレビを見ながらでも、お風呂に入りながらでもできます。
特におすすめの時間帯は、夜の入浴後から寝る前の間。
カラダが温まっているので負担をかけず、リラックス効果も得られ、心地よく寝ることができますよ。
【解決策3】おすすめ筋トレはスクワット
太ももの筋肉はカラダの中でも大きいので、鍛えればすぐに筋力がつきます。
女性の場合、腹筋や腕立て伏せを続けようと思っても、辛くて続かないことがほとんどではないでしょうか?
スクワットであれば筋トレの中でも辛さを感じずにできますし、500回の腹筋より15回のスクワットというぐらい効率よく筋力アップができます。
1点だけ注意していただきたいのは、「筋トレ=太くなる」という勘違い。
筋トレをすれば筋肉が大きくなりますが、これは長年の継続が必要でトレーニングを始めたからといっていきなり太くなることはありませんので安心してください。
トレーニングをすることで、しなやかさでキレイなボディラインをつくることができますよ。
正しいスクワットの手順
① 足を肩幅よりも少し広めに開き、両手は頭の後ろに当てる
② 膝がつま先よりも出ないようにお尻を後ろにおろしていく
※ 地面と太ももが並行になるところまでお尻をおろす。
※ 膝が内股になるとケガをしやすくなるので、つま先と方向を揃える。
③ かかとにチカラを入れてカラダをもとに戻す(8カウントで1回)
④ 無理をせず、15回を目指して繰り返す。
出典:“【筋トレ】スクワットの正しいフォーム(再生時間 1分49秒)”
原因4:1日の水分量が不足している
なぜ水分が不足すると、痩せにくくなるのでしょうか?
体内の水の使用用途は、
・消化酵素で食べ物を消化する
・吸収した栄養素を細胞に運ぶ
・代謝酵素をつかって脂肪を溶かす
・不要となった老廃物を便や尿などの排泄物として出す
水は効率よく代謝をあげ、不要な老廃物を取り除くためにとても大切なものだということがわかります。
痩せにくいと感じているのであれば、適した水分摂取を心がけましょう!
【解決策1】体重1キロあたり50ml飲む
適切な水分摂取量は、以下の通り
・40キロ=2000ml(1リットルのペットボトル2本分)
・50キロ=2500ml
・60キロ=3000ml
・70キロ=3500ml
【解決策2】水は常温か白湯を飲む
必要だからといって、冷たい水を一気に飲むのはやめてください。
冷たい水はカラダを冷やし代謝が悪くなるので、常温か白湯にして飲むのがオススメです。
一気飲みだと、カラダに吸収されることなくそのまま尿として排泄されます。
一口ずつゆっくりと時間をかけて飲みましょう。
原因5:酵素が不足している
体内の酵素が不足していると、代謝が落ちます。
酵素不足の原因は、加齢・ストレス・食生活・睡眠不足・運動不足など、いろんな原因が考えられます。
今すぐできる酵素を増やす方法をご紹介します。
【解決策1】フルーツで酵素を摂る
酵素をドリンクを飲むよりも、天然の酵素が入ったフルーツをたっぷり食べましょう!
朝食にフルーツを食べると、酵素の効果でカラダに不要な老廃物や脂肪分などの排出力を高める作用があります。
ただし、消化に時間のかかるパンやごはんなどを食べると排出を妨げることになりますので注意してください。
朝食にフルーツだけを食べるのではあれば、お腹いっぱい食べても大丈夫です!
【解決策2】消化管に優しい食べ方をする
消化とは食べ物に含まれている栄養素を、細胞に吸収する大きさまでに分解をすることをいいます。
そのために必要なのが、消化酵素。
これは体内の代謝酵素を原料として作られているので、消化酵素を使えば使うほど代謝酵素がなくなっていきます。
消化酵素をなるべく使わずに食べ物を小さくする方法は、消化酵素を薄めないように食事中の水は喉を潤す程度にチョビチョビ飲むことと、よく噛んで食べることが大切です。
【解決策3】睡眠の質を高める
睡眠の質を高めると、代謝酵素を充電することができます。
代謝酵素を充電するための睡眠方法は、
・夕食後3時間あけてから寝る
・22時~2時の時間帯は寝る
この2つだけをなるべく守るように心がけましょう。
原因6:便秘になっている
ダイエットを始めると食事が偏ってしまう傾向になるので、便秘になりやすくなります。
便秘になるとカラダの老廃物が出ていない証拠なので、痩せにくくなりますし、健康にも障害がでます。
できるところからはじめてみましょう!
【解決策1】適切な水分量をとる
便を柔らかくするために必要です。
適切な1日の水分量は、体重1キロあたり50ml(成人の場合)
冷たい水は避け、常温か白湯でこまめにゆっくりと飲みましょう
【解決策2】硬水を飲む
硬水の素、カルシウム・マグネシウムが便秘を解消してくれます。
特にマグネシウムは、便秘薬にも使われています。
購入したボトルのラベルに「硬度 ____mg/L」という表示がありますので、一般的に硬水とされる、硬度301mg/L以上のものを飲みましょう。
↑手軽にスーパーで買えるコントレックスは、硬度約1468mg/L
硬度があまりにも高すぎると味のクセが強いので、低めのものから購入してくださいね。
【解決策3】食物繊維でデトックス
食物繊維をとると、消化管で水分を吸収して腸の排出運動を活発にします。
食物繊維の1日の摂取量は、成人男性19g以上、女性17g以上です。
含有量の多い食品
・豆類(乾物)
・きのこ類(特に乾燥きくらげ)
・海藻(ひじき・わかめ・こんぶ)
・野菜(上の3つに比べると少ない)
“参考文献:大塚製薬「食品に含まれる食物繊維量一覧」”
この中から好きなものを選んで取り入れていきましょう!
【解決策4】腸を軽い運動で刺激する
便を排出させる力(腸蠕動運動、腹筋、肛門括約筋など)が弱まっている可能性があります。
その場でできる簡単な方法は
・姿勢を正す(腹筋や肛門筋などが鍛えられる)
・「の」字マッサージ(腸の形に沿ってマッサージする)
・10分間のうつ伏せ姿勢
・5回以上の寝返り
・ストレッチ など
これ以外にも日頃から散歩などの運動習慣も大切です。
原因7:呼吸が不十分
いつも無意識にしている呼吸が、ダイエットに効果があることをご存知ですか?
カラダが酸素不足だと代謝がさがり太りやすい体質に。
やせ体質をつくる呼吸の効果
・呼吸に必要なインナーマッスルが鍛えられる
・ホルモンバランスが整えられる
・酸素を取り入れることで、不要な脂肪が二酸化炭素として排出される
結果的にカラダの新陳代謝があがり痩せていきます。
【解決策1】腹式呼吸をマスターする
あなたは胸式呼吸ですか?それとも腹式呼吸ですか?
自然に呼吸をしてみてチェックしてください。
もし胸式呼吸であれば、おへそに手を添えて腹式呼吸に切り替えてみましょう。
腹式呼吸のメリット
・酸素の取り込み量がアップ
・お腹が動く → 体内マッサージ → 便通改善効果
・神経効果でリラックスができる
【解決策2】正しい深呼吸をマスターする
正しい深呼吸の方法
①足を腰幅に開いて、膝を緩める
②背筋を伸ばしてカラダの力を抜く
③すべての息を8秒かけて吐く
④3秒かけて息を吸い込む
※③と④を約6分間繰り返す
ポイントは
・吸うときは、新鮮な酸素を吸っているイメージ
・吐くときは、脂肪や老廃物が出て行くイメージ
1日の始まりやリラックスしたいときなどにオススメです。
原因8:本当は痩せたいと思っていない
なんとなく軽い気持ちでダイエットを始め、ダラダラとやっていませんか?
それだと中々結果が出づらいです。
やる理由・目的が定まっていないと、途中で自然消滅する可能性が高くなります。
「本当にダイエットをする必要があるのか?」
一度ダイエットをする理由について考えてみましょう!
【解決策1】痩せたい理由を明確にする
理由なきダイエットは、結果がでません。
・友達に「最近太った?」と言われたから
・お気に入りの服が入らなくなってショックだったから
・健康診断で、このままでは病気になると言われたから
など、どんな理由でもかまいません。
あなたがダイエットをしなければならない理由はなんですか?
「なんとなく周りがやっているから」という理由だと、途中でダイエットをする目的を見失い、やめてしまいます。
ダイエットをする理由を明確にすることが、痩せるための一歩です。
【解決策2】ネガティブイメージはない?
「痩せたいのに、なかなかダイエットに前向きになれません!」
もしかしたら潜在意識にダイエットのプロセスや痩せたあとの自分に対して、ネガティブなイメージがあって、これが行動をとめている原因かもしれませんね。
でも安心して下さい。
たとえネガティブなイメージがあったとしても、ポジティブなイメージに書き換えれば行動のストッパーが外れます。
ネガティブなイメージを明確にし、次のステップでポジティブなイメージに変えていきましょう!
【解決策3】ポジティブイメージに変換!
例えば、痩せたときのネガティブなイメージを、ポジティブなイメージに置き換えると・・・
・痩せすぎて寒さに弱くなる
→ 健康的に痩せると代謝があがり寒さに強くなる
・体力がなくなる
→ 無理なカロリー制限よりも、栄養をたっぷりの食生活に変える
・服の買い替えが必要になる
→ 出費がかかるけど、窮屈さがなくなり流行のファッションができる
・お菓子を食べるとリバウンドする
→ お菓子を食べても太らない方法を探す
考え方やプランを使ってポジティブなイメージに書き換え、ダイエットに対して前向きな気持ちに切り替えることができます。
ぜひこの3つのステップで、心のネガティブイメージをポジティブイメージに変え、ワクワク感を感じながらダイエットに成功しましょう!
おわりに|必ず痩せる方法は見つかる
痩せたいのに痩せない主な原因は、カラダの排出機能が落ちている可能性が高いと考えられます。
カラダに老廃物が溜まり続ける習慣が続くと、ダイエットを始めてもすぐに効果が出にくかったりします。
ご紹介した方法は今すぐにできることばかりなので、取り入れていけば必ず排出機能が高まり痩せていきます。
あなたのダイエットの成功はまだまだ可能性に満ち溢れています。
あきらめずにできるところから取り組んでいきましょう。
私はあなたのダイエットの成功を応援しています。