ある程度痩せてから目標体重に到達するためのモチベーションの保ち方を教えてください
ご質問内容
ある程度痩せてから目標体重に到達するためのモチベーションの保ち方を教えてください。答え
モチベーションを生み出すためのゴールを設定することと、モチベーションを保ち続ける小さなご褒美を自分にプレゼントを決めておきましょう。このページの目次
あともう一息!ダイエットのゴールまでモチベーションを保つには?
「もうちょっとで目標達成!」っていうところまで来たのになかなか体重が大人くと、もどかしい気持ちになりますよね。
そんなときに使える、あともう一息を乗り越えるためのモチベーションの保ち方をご紹介したいと思います。
その方法は次の3つです。
- モチベーションを生み出すゴールを設定
- スモールゴールで毎日達成感を感じる
- 小さなご褒美を自分にプレゼント
- 今までのがんばりを振り返る
では、それぞれ説明していきます。
1.モチベーションを生み出す目標を設定
まず1つ目は、モチベーションを生み出す目標に調整し直しましょう。
たとえば、今の目標が「50キロまで痩せる」という目標だったとしたら、「50キロになったら何をしたいか?」ということを目標に盛り込んでください。
なぜなら、ダイエットの目的は痩せることではなく、理想の自分になることやライフスタイルを過ごすことだからです。
50キロという体重の数値を追いかけるよりも、理想のなりたい自分になっているところや理想のライフスタイルを過ごしているところを目指した方が、ワクワクした気持ちになって自然とモチベーションがあがります。
また、ダイエット成功後の未来をイメージすることで、目標を達成した途端にダイエットをやめてしまうことがなくなり、リバウンドを防ぐことができるメリットもあります。
ダイエットを始める前は「とにかく痩せたい!」という気持ちでいっぱいだっと思いますが、目標達成が目前となった今、おちついて未来をイメージすることができる絶好のタイミングです。
そのために、簡単にできるワークをご紹介します。
ワーク:モチベーションを生み出す目標を設定しよう
モチベーションを生み出す目標を見つけるために、10コの質問を用意しました。
あなたのイメージ力をフルにつかって、ダイエットに成功したあとのことをありありとイメージしてみましょう。制限をとっぱらって、直感でイメージしてみてくださいね!
- どのようなところに出かけていますか?
- 新しい趣味などを始めるとしたら何ですか?
- 周りの人たち(家族、恋人、友人など)の反応は?
- どのような身なり、服装をしていますか?
- どのような食生活を送っていますか?
- どのような健康状態ですか?
- どのような時間の使い方をしていますか?
- どのようなライフスタイルを過ごしていますか?
- どのようなことが良いことが起こりそうですか?
- どのような感情を常に感じていますか?
いかがでしたか?
ダイエット成功後の未来をいろいろな視点でイメージできたのではないかと思います。
それと同時に、ワクワクした気持ちも高まってきたことだと思います。
イメージしたことは忘れずに、手帳やノートなどに書き出してきましょう。
それを見ればきっとモチベーションが高まり、目標達成までがんばれますよ!
2.スモールゴールで毎日達成感を感じる
2つ目は、日々達成感を感じられる『スモールゴール』を決めておきます。
ダイエットのモチベーションを保つためには、「自分はできる!」ということを日々感じられるようにすることが大切なんです。
そのために、すぐに成果がわかるスモールゴールを設定しておくこと。
たとえば、「10回だけスクワット」「今だけ30回噛んで食べる」「毎食ちょっとでもサラダを食べる」など。反対に「お菓子を我慢する」「脂っこいものは食べない」などはNGです。
制限や我慢などといったネガティブな言葉が含まれているので、それだけでモチベーションが削られてしまいますので注意してください。
スモールゴールをつくるには、次の2つのポイントがあります。
- 今やってるハードなプランを作り変える
- これから始めるプランをスモールゴールで始める
①今やってるハードなプランを作り変える
今やっているプランで「続けるのが苦しいな」と感じているものがあるならば、ハードルを下げて日々達成感が感じやすいスモールゴールに調整しましょう。
「スクワット毎日50回」なら「10回だけ」、「糖質1日100g以内」なら「糖質1日150g以内」など。
「ハードルを下げると体重が増えそう」って思うかもしれませんが、続けている限り体重が増えることはありません。
ハードなプランは続けにくいがゆえに、痩せた途端にやめてしまう傾向があります。
やめてしまうぐらいなら、日々続けやすいスモールゴールにするのがおすすめなのです。
②これから始めるプランをスモールゴールで始める
目標達成が目の前にくると、別のプランで効果がありそうなものを始めたくなるものです。
ただ、今やっているプランに加えてするとなると、キャパオーバーになる可能性がありますので、新しいプランをスモールゴールにして始めるのがいいでしょう。
3.小さなご褒美を自分にプレゼント
スモールゴールに『「お菓子を我慢する」「脂っこいものは食べない」などはNG』と説明しましたが、ダイエットには多少なりとも必要です。そんなときは、小さなご褒美を決めておきましょう。
なぜかというと、我慢や制限はその行為自体がストレスなので、やればやるほどストレスが溜まる一方です。それを解消するために、小さなご褒美を自分にあげて「快楽」を与えるようにします。
たとえば、私がサポートしていたクライアントさんがやっていた方法だと、「お菓子を我慢した」なら「お菓子に使うはずだったお金を貯金箱に入れる」ことをしていました。「脂っこいものを食べない」が守れたら「ソイジョイを1本食べる」などを取り入れて痩せていました。
なるべく手軽にあげられるご褒美の方がモチベーションも高まるみたいです。
もう1つ、ご褒美の効果を高めるために、一緒にルールを破ったときのペナルティを決めておきましょう。
たとえば、「コンビニでお菓子を買ったら、レジ横にある募金箱にお釣りを全部入れる」とか(良い行いですが、お金を失う痛みという意味で)、「お菓子や甘いものをつまみ食いしたら、子どもにお小遣いをあげる」などもいいかもしれません。
自分にとってマイナスになるようなものをペナルティとして決めておきます。
できればご褒美とペナルティは、家族や友人など身近にいる誰かに伝えておくと「見られている視線」があるので行動を守りやすくなります。自分の中だけで決めてしまうと、ついサボってしまうので。
スモールゴールとご褒美・ペナルティを決めて、モチベーションをうまく生み出しながら、目標達成まで引き続き進めていきましょう。
おわりに|ダイエットの本当の目標は「ダイエットを続けること」
ダイエットの目標は「痩せること」ではなく、「続けること」が本当の目標です。
いくら効果的な方法を知っていたとしても、続けることができなければ痩せませんし、痩せてからも続けなければリバウンドしてしまうかもしれません。
だから、どうすればダイエットが続けやすくなるのかを考えてほしいと思っています。
この記事があなたのダイエットの参考になれば幸いです。