飲んで痩せる水の飲み方|ダイエット効果を高める代謝アップのコツ
「水を飲むとカラダがむくんで、余計に太っちゃう」と思っている人はいませんか?
実はこれウソ!
むくみの原因は体内の循環が悪くなっていて、慢性的な水不足になっている証拠。
(※心臓や腎臓に病気がある人は注意)
今回は水の正しい知識を持ち、水を飲んでダイエット成功する方法をご紹介します。
水の飲み方をマスターすれば、あなたのカラダは痩せやすくなることに間違いありません。
ぜひお試し下さい。
このページの目次
1.カラダにおける水の重要な役割
1-1.生命を維持するの新陳代謝
新陳代謝の役割は、食べ物から栄養素を取り出してカラダに吸収することと、使い終わった栄養素や老廃物をカラダの外に排出することをいいます。
新陳代謝が悪くなると老廃物が溜まり、脂肪もどんどん蓄積されて肥満になっていきますが、これを解消するのが水の力。
水を飲むと循環がよくなり、固まって溜まっている老廃物や、脂肪を溶かし排出させる力があります。
太ってしまった脂肪を排出させるには、水を飲んで新陳代謝をあげる必要があるのです。
1-2.1日に失われる水分量
老廃物や脂肪を排出させるために、水も一緒に失われていきますが、
それ以外にもカラダの水分は出ていきます。
体重60kgの場合
- 尿・・・・・1200ml
- 便・・・・・100ml
- 汗・・・・・600ml
- 代謝・・・300ml
- 呼吸・・・300ml
- 合計 2500ml
これからみてわかる通り、成人が1日に必要な水分は約2500ml必要となります。もちろんこれは飲み水だけの量ではなく、食べ物から摂る水分量も含まれています。
ではあなたに適した1日に必要な水分量は、どれくらいなのでしょうか?
2.水は飲む量とタイミングが重要
1.あなたに適した水分量は?
1日体重1キロあたり50mlを飲みましょう。
体重別、適切な水分摂取量は以下の通り。
- 40kg=2000ml
- 50kg=2500ml
- 60kg=3000ml
- 70kg=3500ml
これらを一気に飲むのでなく、こまめに飲むようにしてくださいね。
1日最低この量は飲もう!
最低でも1日1000mlは飲むようにしましょう!
ついつい飲むことを忘れてしまうのであれば、朝起きたらコップ1杯など、飲むタイミングを決めておくといいでしょう。
毎日続けていけば、自然と水を飲む習慣が身に付きますよ!
3.飲みすぎはNG!
痩せるからといって必要以上に飲むのはNGです。
カラダが冷えたり、胃腸の動きが悪くなったり、重度の場合は水中毒(低ナトリウム血症)にもなります。
カラダに合った水分量を飲むようにしましょう!
4.冷水はNG!飲むならホットもしくは常温で!
冷たい水を飲むと胃腸の動きが弱まったり、カラダを冷やして代謝を落とす原因になります。
飲むならホット、せめて常温にしましょう。
私は解剖生理学の視点から、常に温かいお茶や常温で飲んでいます。
5.ダイエットにはミネラルが豊富な水を飲む
ダイエット中は食事制限をするので、ミネラル成分が不足しがちになりやすいです。
ダイエット中はミネラル成分(マグネシウムやカルシウム)が入っている硬水がオススメ。
マグネシウムの効果
- 血行をよくし新陳代謝を活発にする
- ダイエット中に起こりやすい便秘の解消作用
カルシウムの効果
- 消化管の脂肪を吸着し、体内への吸収を抑える
- ダイエットのストレス解消効果
パッケージのラベルをみて、硬度が120mg/L以上の水を飲むようにしましょう!
6.食事中の水はチョビチョビ飲む
食べものを分解するために消化酵素が必要ですが、これは体内の代謝酵素を原料にして作られています。
食事中に水を飲んで消化酵素を薄めてしまうと、代謝酵素も必要になるので痩せにくい体質になってしまいます。
食事中は喉を潤す程度にチョビチョビ飲みましょう!
7.寝起きのコップ1杯
朝起きると、パジャマが汗ばんでいた経験はありませんか?
これは睡眠中に、新陳代謝が活発になっていた証拠。
睡眠中に失う水分量は約500mlと言われており、血液はドロドロ状態です。
カラダの血流をスムーズにするためにも、常温水か少し温めたお湯をコップ1杯ゆっくり飲みましょう!
8.入浴15分前のコップ1杯
入浴で約500mlの水分が失われ、血液はドロドロ状態になります。
血液がドロドロになると代謝不良になり、せっかく入浴でカラダを温めているのに効果が薄れてしまいます。
水を飲めば約15分で吸収されるので、入浴の準備としてコップ1杯の水を飲むことをオススメします。
9.入浴後は常温水で水分補給!
入浴後は温まっているのでついつい冷たい飲み物を飲んでしまいがちですが、冷たい飲み物でカラダを冷やしてしまうのはわざわざ代謝を下げているのと同じです。
常温水をゆっくりとコップ1杯飲んで水分補給をしましょう!
10.寝る前のコップ1~2杯!
睡眠中に新陳代謝があがり、たくさんの汗をかいて約500mlの水分が失われます。
睡眠の質をあげて新陳代謝を効率よく行うために、水を飲んで準備をしましょう。
睡眠中の発汗で血液がドロドロになると目覚めも悪くなるので、睡眠前にコップ1~2杯の飲水がおすすめです。
ただし寝る直前は控えてください。
睡眠中は腎臓の機能が落ちるので、ストレスを与えてしまいます。
飲むタイミングは、寝る1時間前がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
水を飲めばむくむというイメージがなくなったと思います。
普段の生活の中で思った以上に失われている水分。
あまり喉が乾かないからといって飲まずにいると、代謝があがりにくい太りやすい体質になってしまいます。
ダイエットのためだけでなく健康のためにも、一度水の飲み方について見直していただければと思います。
水の飲み方次第で、あなたのカラダはより良く変わっていきますよ!