ダイエット中に飲む豆乳は無調整豆乳と調製豆乳のどちらがおすすめですか?
ご質問内容
ダイエット中に飲む豆乳は、無調整豆乳と調製豆乳のどちらがおすすめですか?答え
豆乳を飲むなら、無調整豆乳がおすすめです。ただし、飲み過ぎには注意してください。調製豆乳は太る
調製豆乳はその名の通り、砂糖や調味料などの添加物を使って、飲みやすく調製された豆乳です。
だから、無調整豆乳よりも太ります。
中には「調製豆乳じゃないと飲めない」という方もいらっしゃいます(私も無調整豆乳が苦手でした)。
私自身、豆乳のダイエット効果を試したかったので、スーパーに売っている無調整豆乳でいろいろ試した結果、『スゴイダイズ』が美味しかったです。
でも、ダイエットがあったのかどうかと聞かれると、あんまり効果はありませんでしたね。笑
豆乳の種類は全部で3つ
豆知識として知っていただけたらと思いますが、豆乳(正しくは「豆乳類」)は全部で3種類あります。
- 豆乳
- 調製豆乳
- 豆乳飲料
「あれ?無調整豆乳は?」と思ったと思いますが、無調整豆乳=豆乳のことなんです。
で、簡単にそれぞれのちがいをまとめると次の通りです。
(引用参考文献:『豆乳類の日本農林規格』農林水産省)
つまり、「豆乳>調製豆乳>豆乳飲料」になるにつれ、糖質や調味料などの余分なものが増え、タンパク質量も少なくなります。
飲みやすさも大切ですが、できるだけ豆乳(無調整)を飲みたいところです。
もちろん豆乳は無理して飲まなくてもいいです。
豆腐や納豆、枝豆などを食べる方がダイエットには効果的ですから。
飲み過ぎに注意するのは太るだけではない
実は、豆乳を飲む目的でもある「イソフラボン」のとりすぎに注意が必要です。
過剰摂取で乳がんのリスクを高めたり、閉経後の子宮内膜増殖症の発症が高くなったりするという報告がされているからです。
じゃあ、実際にどれぐらいまでなら可能かというと、日本では食品安全委員会で『1日75mgを上限目安量』となっています。
(引用参考文献:『大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方』食品安全委員会)
パッケージの栄養成分表をみて、どれぐらいイソフラボンが含まれているのか確認して飲んでいただければと思います。
ちなみにスゴイダイズ125mlサイズだと、大豆イソフラボンが48mg含まれています。
豆乳に限らず、何事も過度の摂取は人体に悪影響を及ぼしますので、適量をとるようにしたいところです。