痩せるための具体的な方法がわかりません。よい方法はありませんか？

痩せるための具体的な方法がわかりません。何かよい方法はありませんか？（10代 女性）

回答者プロフィール

キャリア12年の看護師経験。健康的なダイエットを、 リバウンド予防の視点でアドバイス。 カラダの仕組みに基づいた痩せる方法がわかりやすく、 メンタル面の両方のサポートで、無理なく自然体で ダイエットができると定評がある（３ヶ月平均８〜15キロ）。 看護師なのでカラダの悩みも安心して話すことができると、 20代後半〜40代の女性から評価を頂いています。

ダイエットをするのに、ダイエット法は特に必要ありません。まず太ってしまった習慣をやめることから始めましょう。それだけで効率のよいダイエットができます。

あなたが太ってしまった原因は何？

まずやるべきことは、自分ことや自分の生活について振り返ってみましょう。ダイエットに失敗続きだった私がダイエットに終止符を打てたのは、太る原因となる生活をやめることにしたからです。振り返ってみると、次のような生活を過ごしていました。

• ハンバーガーやラーメンなどのジャンクフードが好き
• 仕事の疲れが溜まってくると、こってりしたものを食べていた
• 昼食には、売店に売っているお弁当とカップヌードルを食べることが多かった
• 野菜はほとんど食べず、肉やご飯をよく食べていた
• 運動はほとんどしていない（看護師の仕事だからそれで充分と思っていた）
• 甘いものやスナック菓子が好きで、よく食べていた
• 今はそんなに太っていないしいいや、と気軽に考えていた

かなり自己開示していますが、本当にこのような太る生活をしていました（今考えると恐ろしい……）。だから、特別何かをするわけではなく、太る生活をやめることだけに集中しました。あなたはどうですか？太ってしまった原因である「太る生活」を書き出してみましょう。もしなかなか思いつかない場合は、次を参考にしてください。

1日の終わりに記録する

太る原因を書き出そうと思っても、生活に馴染みすぎて自分では気づけないことがほとんどです。そんなときは、自分の生活を記録することが有効です。「いつ・何を・どれだけ食べたのか」などの行動だけではなく、「なぜ食べたのか、何を意識した」など、考えたことも書き出しましょう。

• 寝た時間と起きた時間
• 食事のそれぞれの時間とメニュー
• 間食の内容と食べた時間
• なぜ間食が食べたのか？
• 入浴時間 運動（どれだけ歩いたなど）
• 意識したこと
• その他　など

これを数日から1週間ほど続けると、自分の太ってしまった原因（パターン）がわかります。そこから解決策（やめる方法）を考えていきましょう。

1度にやめるのではなく、徐々にやめていく

ダイエットが途中で苦しくなるのは、一度にあれこれやり過ぎてしまうから。慣れ親しんだ生活習慣の中に、新しいダイエットを取り入れてしまうことはとてもストレスです。これは太る生活をやめることにも当てはまります。例にあげた私の太ってしまった生活は一度に全部やめたのではありません。簡単にできそうなところから少しずつやめていったから、ストレスに感じることなくやめることができました。ダイエットを続ける秘訣は、いかに楽に自然体でできるかです。無理なくはじめていきましょう。